公務員予備校で大手の東京アカデミー。
東京アカデミーの公務員講座の料金がいくらか気になる人も多いと思います。
そこで今回は東京アカデミーの公務員講座の料金をコースごとに紹介します。
【この記事を書いた人】
・政令市の消防士、政令市と町役場の行政職員を経験
・公務員試験は独学・予備校の両方で合格した経験あり
・YouTube ⇒「3回公務員」
★目次
- 東京アカデミーの料金体系
- 池袋校の料金
- 熊本校の料金
- 通学講座以外の料金
- まとめ
1.東京アカデミーの料金体系
♦校舎で料金が異なる
東京アカデミーの公務員講座には通学講座と通信講座の2種類があるので、両方の料金について紹介します。
ただ、通信講座は全国一律なのに対して、東京アカデミーの通学講座は校舎によって料金が違います。
東京アカデミーの校舎があるのは以下の32地域。
- 北海道・東北
- 旭川・札幌・函館・青森・秋田・仙台
- 関東
- 東京・池袋・お茶の水・立川・町田・横浜・大宮・津田沼
- 中部
- 新潟・金沢・静岡・名古屋
- 近畿
- 京都・大阪・難波・神戸
- 中国・四国
- 岡山・広島・高松・松山
- 九州・沖縄
- 北九州・福岡・長崎・大分・熊本・鹿児島
全国32か所に直営の校舎が点在しているのですが、各校舎で用意されているコースやサービス内容が若干異なります。
そのため料金もバラバラ。
♦2か所の料金を紹介
料金が全国一律の公務員予備校であれば、公式ホームページにも分かりやすくコース料金のページが用意されているかもしれません。
しかし東京アカデミーは各校舎・コースで料金がバラバラなので、公式ホームページを見ても分かりづらいです。
そこで今回は一例として、東京の池袋校と地方にある熊本校、そして通信講座のコース・料金をこの記事で紹介します。
ほかの校舎に興味がある方の参考にもなると思います。
東京アカデミーの講座料金の価格は変更や割引きされることもあるので目安として見てください。
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⇒ 東京アカデミーの公式HP
2.池袋校の料金
池袋校は関東にある校舎の一つで、西池袋1丁目、池袋駅のすぐ近くにあります。
全日制は平日の昼間も講義があるため、既卒者やフリーターなどが多いです。
現役生部は現役大学生向けのコース。
夜土部や土日部は名前のとおり夜や土日など、限られた時間で学習する人向け。
9月生から12月生までを記載していますが、他の月も入会は可能です。
♦①全職種対応コース
全職種対応コースはさまざまな職種を全方位的に狙えるコース。
試験に近づくほど受講料は下がります。

♦②国家一般職・地方上級コース
国家一般職や県庁、政令指定都市、特別区などを志望する人向け。
全職種対応コースよりは少し的が狭まるので、料金も少し安くなります。

♦③教養コース
専門科目のない市町村や警察官・消防官などにオススメのコース。
専門科目がない分低価格。

♦④国税専門官・財務専門官コース
全職種対応コースに近いです。
国税と財務の専門コースなので会計学や商法も学習できます。

♦⑤東京消防庁Ⅰ類コース
このコースは池袋校限定。
東京消防庁コースですが、ほかの消防本部にも合格者を輩出しています。

♦⑥専門科目+時事・論文・面接コース
教養科目の勉強は自力で大丈夫という人向けのコース。
教養科目以外をしっかり学習していきます。

♦⑦人物試験対策講座
人物試験対策のみを行ってくれる珍しいコース。
人物試験対策だけでなく模試も無料で受けることが可能。
全日制:92,000円
【関連記事】
⇒ 東京アカデミーの公務員講座!評判・特徴・デメリットを超解説
3.熊本校の料金
東京アカデミー熊本校は熊本市にあるサクラマチクマモトの裏手にあります。
熊本校は全日制と夜間部に分かれていて、全日制の講義は9:30~16:40まで。
夜間部は18:50~21:00(21:20)まで行われています。
4月生や7月生はいわゆるロングコース。
勉強開始時期は早いので料金も高くなります。
♦①【行政系】全職種対応コース
記述問題の講義もあるので広範囲の公務員試験に対応。
1年以上前からしっかりと東京アカデミーで学習したい場合、料金は約75万円かかります。

♦②【行政系】熊本県・市上級コース
熊本県庁と熊本市役所をメインに市町村や国家一般職なども狙えます。
全職種対応コースから会計学や商法などが省略されています。

♦③【教養系】警察官・消防官コース
公安系の公務員を目指すならこのコース。
熊本県以外の県警や消防本部にも合格者を輩出しています。

♦④【教養系】技術職・行政教養コース
専門試験のない市町村や国立大学法人等職員、そのほか技術系の公務員を志望する人にオススメのコース。
「工学の基礎」、「土木専門」も学ぶことができます。

♦⑤そのほかのコース
熊本校の夜間部には以下のようなコースもあります。
- 一般知能特化コース:161,500円
- 民法・憲法・行政法特化コース
・憲法 :59,100円
・民法 :101,100円
・行政法:59,100円 - 経済学特化コース:154,600円
- 人物試験対策特化コース:75,000円
- 人物試験対策ショートコース:60,000円
詳細を知りたい場合はパンフレットを確認してください。
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4.通学講座以外の料金
東京アカデミーには通学講座以外に自宅等で自由な時間に学習ができる通信講座と、生講義をパソコンやスマホ等で視聴できるZoom講座があります。
校舎まで通うのが難しい方はこの2つの講座がオススメ。
♦通信講座
東京アカデミーの通信講座の内容は通学講座とは違い、全国一律で料金も同じです。
各コースの金額は以下のとおり。

通学講座に比べてかなり料金は安いですね。
ほかの公務員予備校と比べても安い部類に入ります。
通学が難しい人のほかに、高い受講料を支払うのが難しい方も通信講座を選択する余地があります。
♦Zoom講座
続いてZoom講座の料金。
もともとは平日の昼間コースもありましたが、現在は土曜に教養科目講義、日曜に専門科目講義が実施されています。
そしてこちらも受講を開始する時期で料金が変わります。
■Zoom講座9月生
9月から勉強を始め、翌年の公務員試験合格を目指すコース。
時間があるので基礎から学ぶことができます。
教養科目と専門科目の両方を学ぶ場合は約25万円。

■Zoom講座1月生
講義が始まるのは受験する年の1月から。
9月生ほど時間に余裕はありませんが、その分料金は安くなっています。
教養もしくは専門科目のみなら10万円を超えて手頃に。

【関連記事】
⇒【東京アカデミーの公務員模試】日程や特徴を詳しく解説します
5.まとめ
東京アカデミーの公務員講座の料金について紹介しました。
先述したとおり講座の料金については各校舎で違います(同一の校舎もあり)。
なので料金やコースの内容を詳しく知りたい場合は、気になる校舎の資料請求をオススメします。
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また、東京アカデミーの公務員講座の特徴や評判、メリット・デメリットについて知りたい方は以下の記事を参考にしてください。