公務員試験に向けて模試を受けようと考えている方へ。

今回は2023年度の公務員試験に対応した、おすすめの公務員模試の日程を一覧にしてまとめています。

このページから申し込みも可能です。

公務員試験の模試を実施している主な会社は以下の7社です。

  1. 資格の大原
  2. LEC東京リーガルマインド
  3. 東京アカデミー
  4. 資格の学校TAC
  5. 産経新聞社
  6. 実務教育出版
  7. クレアール

実績のあるこの7社の中から受ける模試を選ぶことをおすすめします。

【この記事を書いた人】
政令市の消防士と行政職、町役場を経験
公務員試験は独学・予備校両方で合格を経験
YouTube ハチサン公務員

目次

  1. 会場受験と自宅受験
  2. 各社の模試について
  3. 会場受験の日程
  4. 自宅受験の日程
  5. まとめ

1.会場受験と自宅受験

公務員試験の模試には、会場受験と自宅受験の2種類があります。

なお公務員予備校が実施する模試の場合、自宅受験だけの模試もその予備校の受講生だけは会場受験可能になったり、受験料が優遇される場合もあります。

会場受験 

会場受験は、指定された会場に足を運び、他の受験者と一緒に模試を受けるタイプです。

公務員予備校が実施する模試は、自宅受験だけでなく会場受験も実施することが多いです。

会場まで行く手間はかかりますが、その場で答案用紙が回収されます。

公務員試験本番と同様の環境で問題を解きたいなら会場受験がおすすめ。

周囲の雑音を感じるので本番さながら。

自宅受験 

自宅受験の場合、問題用紙が送られてくるので、自宅や図書館などで、自分で時間を測って試験を受けます。

そのため、静かに問題を解く環境を自分で準備する必要あり。

申し込むと問題用紙、解答用紙、解説冊子が送られてきます。

問題を解いた後は、答案用紙を模試の実施会社に返送して完了です。

会場が近くになかったり、模試実施日のスケジュールが合わないという方におすすめ。

2.各社の模試について

模試は論文添削あり、教養のみ、教養+専門、記述のみ、などの違いで料金に幅があります。

料金や内容は変動するので参考程度に。

①資格の大原 

大原の公務員模試は会場受験、自宅受験の両方を選択可能。

的中率が高いことが売りです。

会場受験の場合、「講義日程・視聴開始日はこちら」をクリックして受験年度、学校、期間・コースを検索すると各試験会場の日程が把握できます。

ちなみに大原には、大学生・社会人向けの資格の大原とは別に高卒向けの大原専門学校もあります。

【料金】
・2,500~6,600円程度

②LEC東京リーガルマインド 

LECは会場受験と自宅受験の両方あります。

また、受験志望先を最大5つまで記入できます。

例えば、特別区、大阪市、神奈川県と記入すれば、成績が出たときに、それぞれ同じ志望先を記入している人の中で自分が何位だったか把握することが可能。

以前私が受験した回では約2,400人が受験していました。

【料金】
3,940~6,910円程度(Web申込時)

国家総合職向けの模試は3,940円~16,800円です。

③東京アカデミー 

東京アカデミーの公務員模試も会場受験、自宅受験の両方選択可能。

受験志望先は、6か所まで記入ができます。

私が過去に受験した公務員共通模試は約5,100人が受験していました。

【料金】
会場受験:1,100~4,100円程度
自宅受験:1,100~4,600円程度

この1,100円は専門試験の記述や論文の模試です。

④資格の学校TAC 

公務員予備校大手のTAC。

TACも会場受験と自宅受験があります。

ただし、TAC受講生以外は自宅受験のみです。

私が過去に受験した回(特別区)は約4,200人が受験していました。

【料金】
・4,400~6,600円程度

⑤産経新聞社 

産経新聞社はフジサンケイグループの新聞・出版社です。

公務員試験にはあまり関わりがなさそうですが、毎年公務員試験の模試を実施しています。

2022年度は自宅受験のみでしたが、2023年度は会場受験も復活。

全部で5回実施され、2022年度は約14,900人、2021年度は約15,600人が受験しています。

【料金】
・3,900~6,600円程度

⑥実務教育出版 

実務教育出版は「新スーパー過去問ゼミ」や「過去問500」など公務員試験対策本を多数出版している出版会社。

実は公開模試も毎年実施しています。

実務教育出版の模試は自宅受験のみです。

申込締切日が過ぎた模試でも、個人成績表などが不要であれば、受験することが可能。

【料金】
・3,600~5,100円程度

⑦クレアール 

クレアールは通信専門の公務員予備校。

そのため模試は自宅受験のみです。

実施回数と種類はそれほど多くありません。

基本は年に4回ほど。

【料金】
・3,000~5,000円程度

【関連記事】
⇒ 公務員試験前に絶対に模試を受けるべき4つの理由とデメリット

3.会場受験の日程

7社の会場受験の日程(2022年11月~2023年)です。

模試名のリンクから申し込み可能です。

会場受験:11~1月ごろの模試日程 

会場受験:2~3月ごろの模試日程 

会場受験:4~5月ごろの模試日程 

会場受験:6~8月ごろの模試日程 

本試験が5月6月に多く実施されることから、模試は3月4月に一番集中しています。

5月以降は実施される回数が少なくなるので、申し込み忘れがないように注意。

4.自宅受験の日程

7社の会場受験の日程(2022年11月~2023年)です。

模試名のリンクから申し込み可能です。

自宅受験:11~1月ごろの模試日程 

※申締=申込締切日、問発=問題発送日、答締=解答提出締切日

自宅受験:2~4月ごろの模試日程 

※申締=申込締切日、問発=問題発送日、答締=解答提出締切日

自宅受験:5~7月ごろの模試日程 

※申締=申込締切日、問発=問題発送日、答締=解答提出締切日

自宅受験:日程不明 

自宅受験の方が、若干会場受験より実施回数が多いです。

申し込み締め切りと答案提出締め切りの間隔が短い場合もあるので、余裕も持って申し込むことをおすすめします。

5.まとめ

模試の日程について紹介しました。

公務員模試を受けたことがない人は必ず1度は受けてみてください。

公務員試験の本番前に自分の実力を把握することができます。

金額や日程については申込時に再度確認をお願いします。

申込締切日に注意して、早めに申し込みをしておきましょう。