2024年度【公務員試験の模試日程】おすすめ7社まとめて紹介

公務員試験に向けて模試を受けようと考えている方へ。

今回は2024年度の公務員試験に対応した、おすすめの公務員模試の日程を一覧にしてまとめています。

公務員試験の模試を実施している主な会社は以下の7社です。

  1. LEC東京リーガルマインド
  2. 東京アカデミー
  3. 資格の学校TAC
  4. 資格の大原
  5. 産経新聞社
  6. 実務教育出版
  7. クレアール

実績のあるこの7社の中から受ける模試を選ぶことをおすすめします。

【この記事を書いた人】
政令市の消防士と行政職、町役場を経験
公務員試験は独学・予備校の両方を経験
YouTube ハチサン公務員

目次

  1. 会場受験と自宅受験
  2. 各社の模試について
  3. 会場受験の日程
  4. 自宅受験の日程
  5. 人物試験対策も
  6. まとめ

1.会場受験と自宅受験

公務員試験の模試には、会場受験と自宅受験の2種類があります。

なお公務員予備校が実施する模試の場合、自宅受験のみの模試であっても、その公務員予備校の受講生だけは会場受験が可能になったり、受験料が優遇される場合もあります。

会場受験 

会場受験は、指定された会場に足を運び、他の受験者と一緒に模試を受けるタイプです。

公務員予備校が実施する模試の場合、自宅受験だけでなく会場受験も実施することが多いです。

会場まで行く手間はかかりますが、受験をしてその場で答案用紙が回収されるので、郵送などの手間はかかりません。

公務員試験本番と同様の環境で問題を解きたいなら会場受験がおすすめ。

外からの雑音や周辺の受験者の書き込む音などが聞こえるので本番と同じ状況を体感できます。

そして緊張感も味わえます。

自宅受験 

自宅受験の場合、問題用紙が送られてくるので、自宅や図書館などで、自分で時間を測って試験を受けます。

そのため、静かに問題を解く環境を自分で準備する必要あり。

申し込むと問題用紙、解答用紙、解説冊子が送られてきます。

問題を解いた後は、答案用紙を模試の実施会社に返送して完了です。

会場が近くになかったり、模試実施日のスケジュールが合わないという方におすすめ。

会場受験より自由度は高くなります。

2.各社の模試について

模試は論文添削あり、教養のみ、教養+専門、記述のみ、などの違いで料金に幅があります。

料金や内容は変動するので参考程度に。

①LEC東京リーガルマインド 

個人的にオススメなのがLECの模試。

ズバリ的中

LECの模試の問題と似たような問題が本番で出題されることも珍しくありません。

例えば2023年度のLECのトライアル模試で出題された問題は以下のとおり。

『国家賠償法2条に関する次の記述のうち、判例に照らし、妥当なのはどれか。』

そして、2023年度の国家一般職(大卒程度)採用試験で出題された問題が下の文。

『国家賠償法第2条に関する次の記述のうち、判例に照らし、最も妥当なのはどれか。』

ほとんど同じですね。

複数の志望先を選択可能

LECは会場受験と自宅受験の両方あります。

また、受験志望先を最大5つまで記入できます。

例えば、特別区、大阪市、神奈川県と記入すれば、成績が出たときに、それぞれ同じ志望先を記入している人の中で自分が何位だったか把握することが可能。

以前私が受験した回では約2,400人が受験していました。

【料金】
3,940~8,930円程度(Web申込時)

模試パックは10,560~46,460円

②東京アカデミー 

東京アカデミーの公務員模試は30年以上前から実施されており信頼度は抜群。

会場受験、自宅受験の両方選択可能。

受験志望先は、6か所まで記入ができます。

私が過去に受験した公務員共通模試は約5,100人が受験していました。

【料金】
会場受験:1,200~4,300円程度
自宅受験:1,200~4,800円程度

この1,200円は専門試験の記述や論文の模試です。

解答解説書はもちろん付いていますが、通学講座生は模試解説会も無料で視聴できます。(模試のみ受講生は+1,000円)

③資格の学校TAC 

公務員予備校大手のTAC。

TACも会場受験と自宅受験があります。

私が過去に受験した回(特別区)は約4,200人が受験していました。

【料金】
・4,200~10,500円程度

模試セットの金額は24,600円。

TACの申込受付は毎年やや遅め。

④資格の大原 

大原の公務員模試も会場受験、自宅受験の両方を選択可能。

的中率が高いことを売りにしています。

少し実施日が分かりづらいのが残念。

ちなみに大原には、大学生・社会人向けの「資格の大原」とは別に高卒向けの「大原専門学校」もあります。

【料金】
・2,500~6,600円程度

模試パックは40,700円

⑤産経新聞社 

産経新聞社はフジサンケイグループの新聞・出版社です。

公務員試験にはあまり関わりがなさそうですが、毎年公務員試験の模試を実施しています。

新型コロナウイルスの影響で2022年度は自宅受験のみでしたが、2023年度から会場受験も復活。

ただし、札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、大阪、福岡の7会場のみ。

例年、全部で5回実施され、2022年度は約14,900人、2021年度は約15,600人が受験しています。

【料金】
・4,100~6,400円程度

⑥実務教育出版 

実務教育出版は「新スーパー過去問ゼミ」や「過去問500」など公務員試験対策本を多数出版している出版会社。

実は公開模試も毎年実施しています。

実務教育出版の模試は自宅受験のみ。

2024年度は6回実施予定。

【料金】
・3,850~5,390円程度

⑦クレアール 

クレアールは通信専門の公務員予備校。

そのため模試は自宅受験のみです。

種類は5種類ほど。

規模は小さく日程等は不明。

【料金】
・3,000~5,000円程度

【関連記事】
⇒ 公務員試験前に絶対に模試を受けるべき4つの理由とデメリット

3.会場受験の日程

7社の会場受験の日程(2023年11月~2024年7月)です。

模試名のリンクから申し込み可能です。

※TACの模試の受付開始時期は未定(国家総合職のみ既に受付開始)。

会場受験 11月頃の模試日程 

会場受験 12月頃の模試日程 

会場受験 1月頃の模試日程 

会場受験 2月頃の模試日程 

会場受験 3月頃の模試日程 

会場受験 4月頃の模試日程 

会場受験 5月頃の模試日程 

会場受験 6月頃の模試日程 

会場受験 7月頃の模試日程 

本試験が5月6月に多く実施されることから、模試は3月4月に一番集中しています。

5月以降は実施される回数が少なくなるので、申し込み忘れがないように注意。

会場受験 模試パック 

複数回分の模試をまとめて購入できる模試パックです。

4.自宅受験の日程

7社の会場受験の日程(2023年11月~2024年7月)です。

模試名のリンクから申し込み可能です。

※TACの模試の受付開始時期は未定(国家総合職のみ既に受付開始)。

自宅受験 11月頃の模試日程 

※申締=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 12月頃の模試日程 

※申締=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 1月頃の模試日程 

※申締日=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 2月頃の模試日程 

※申締日=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 3月頃の模試日程 

※申締日=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 4月頃の模試日程 

※申締日=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 5月頃の模試日程 

※申締日=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 6月頃の模試日程 

※申締日=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 7月頃の模試日程 

※申締日=申込締切日、問発日=問題発送日、答締日=解答提出締切日

自宅受験 日程不明 

自宅受験の方が若干会場受験より実施回数が多いです。

申し込み締め切りと答案提出締め切りの間隔が短い場合もあるので、余裕も持って申し込むことをおすすめします。

自宅受験 模試パック 

複数回分の模試をまとめて購入できる模試パックです。

5.人物試験対策も

公務員試験は筆記試験だけではありません。

もちろん人物試験(面接)も突破しなければなりません。

筆記試験対策を進めながらも、面接対策も並行してやっていきたいところ。

例えばアガルートでは、「筆記試験対策+面接対策」や面接対策のみの講座を実施しています。

通信なのでどこからでもオンラインで模擬面接が受講可能。

【関連記事】
⇒ アガルートの公務員講座の面接対策ってどう?詳しくまとめてみた

6.まとめ

模試の日程について紹介しました。

公務員模試を受けたことがない人は必ず1度は受けてみてください。

公務員試験の本番前に自分の実力を把握することができます。

金額や日程については申込時に再度確認をお願いします。

申込締切日に注意して、早めに申し込みをしておきましょう。

【関連記事】
⇒ 【筆記試験で緊張してしまう】緊張しないようにする方法12選!