訳あって受験予定だった公務員試験を受けない場合、連絡は必要なのか?

翌年の試験に影響はあるのか?

気になる人は多いとおもいます。

今回はそんな疑問を持つ方にむけて実際どうなのか考察していきます。

【この記事を書いた人】
・政令市の消防士、町役場の行政職員、政令市の行政職員を経験
・公務員試験は独学・予備校利用の両方で合格した経験あり
YouTube ⇒「3回公務員」

目次

  1. 筆記試験を欠席する場合の連絡
  2. 面接試験を欠席する場合の連絡
  3. 実際の官庁の見解
  4. 欠席する理由は
  5. 翌年の影響は?
  6. おわりに
  7. 予備校比較

1.筆記試験を欠席する場合の連絡

筆記試験等の一次試験を欠席する場合、連絡はほとんどの官庁で不要です。

筆記試験は一斉に開始されるので、そこに欠席者がいても試験運営には特段支障はありません。

席が空いている時点で自動的に欠席扱いです。

いくつかの官庁のホームページでもそのように述べています。

試験の規模が大きくなると欠席者の人数も増えますが、その欠席者全員から欠席の連絡があれば、逆に職員は電話対応が大変になります。

例えば、令和4年度の東京特別区Ⅰ類の筆記試験欠席者は1,114名。

仮に1,114人から欠席の電話があれば、職員としてはシンドイです。

まれに小規模自治体において、「筆記試験を欠席する際は事前連絡をお願いします」とホームページ等に記載している場合がありますが、それも滅多にないです。

2.面接試験を欠席する場合の連絡

連絡がないと空白時間が 

二次試験等で実施される面接試験を欠席する場合は、事前に連絡をしましょう。

多くの官庁では面接試験を欠席する際は、事前に連絡するようにお願いしています。

なぜなら筆記試験とは違い、面接試験の場合、時間割のように一人ひとりの面接時間が割り当てられているから。

例えばですが、面接官のスケジュールは以下のような感じ。

  • 9:00~9:25 1人目
  • 9:25~9:30 休憩・書類整理
  • 9:30~9:55 2人目
  • 9:55~10:00 休憩・書類整理
  • 10:00~10:25 3人目

面接官は受験者が来ていなくても欠席連絡がなければ、受験者が遅れてくる可能性もあると考えるので面接室で無駄に待機することに。

運営する側のためにも連絡を 

一方、事前に欠席連絡があれば、面接官は空いた時間でこれまでに面接した人の書類を整理したり、今後の受験者の書類に目を通したり、トイレに行ったりと時間を有効に活用できます。

また、1次試験に合格した初期段階で2次試験辞退の連絡をすれば、そもそも面接の日程を事前に調整することができます。

なので試験を運営する側のためにも、面接試験を欠席する際は事前に連絡するようにしましょう。

辞退すると決めたら早めに連絡を。

3.実際の官庁の見解

いくつかの官庁ではホームページ上に試験を欠席する際の注意点が書かれているので紹介します。

大阪府庁 

【質問】
採用試験を欠席する場合、何か手続が必要ですか。

【回答】
第1次試験(筆記試験)は、特段の手続は必要ありません。
採用試験は、皆さんの受験申込みによって試験の準備が進められますので、受験の申込みをした人は受験してくださるようお願いします。
第2次試験以降は、面接等の進行に影響が出ますので、事前に欠席連絡をお願いします。

大阪府公式HPより

名古屋市役所 

【質問】
試験に出席できなくなった場合、欠席の連絡は必要ですか?

【回答】
第2次試験を欠席される場合は、電話等による事前連絡をお願いします。
第2次試験を欠席される場合は、できる限り早い段階でご連絡ください。
なお、第1次試験を欠席される場合は、事前連絡は不要です。
当日の集合時刻に不在の方は、その試験を欠席したものとみなします。

名古屋市公式HPより

このように多くの自治体では「一次試験は連絡不要、二次試験は連絡必要」というスタンスです。

4.欠席する理由は

欠席の連絡をしたら、欠席する理由を聞かれるかもしれません。

翌年以降その官庁を受験する予定がないのであれば、ありのままの理由を答えればいいです。

今後何の関係もないので。

もしも来年以降に再び受験を考えている場合は、社会人として当たり障りのない理由を述べておけば大丈夫です。

体調不良とか。

社会人であれば仕事の都合とか。

5.翌年の影響は?

そして気になるのは試験を欠席した場合、翌年また試験を受ける際に何らかの影響があるのかですよね。

残念ながら公式な見解を示している官庁はないので、これについては推論です。

筆記試験を欠席した場合 

まず、筆記試験を欠席した場合、これは何ら影響はないと考えます。

欠席の連絡さえ不要とする官庁は多いですし、欠席する人は珍しくありません。

もう一度言いますが、東京特別区の筆記試験欠席者は1,114名です。

ほかにも、東京消防庁Ⅰ類令和3年度の欠席者は661人。

職員が前年度の筆記試験を欠席した人のデータを、わざわざ今年度に調べて、それについて面接で諮問するのは手間ですよね。

面接試験を欠席した場合 

そして、面接試験の欠席者も同様です。

単純にデータとして前年度以前に欠席した事実は残っているかもしれませんが、前年度と今年度の試験は全く別物なので、わざわざ調べ上げない限り、誰が前年度受験して、誰が欠席したかなど今年度の面接官は把握していないと思います。

こちらから何か話さない限り。

そんな手間をかけなくても、面接で質問したいことはたくさんあるはずです。

ただ、小規模な自治体の場合は、試験の規模も小さいので過去の記録を見たりすることもあるかもしれません。

あくまで推測の域。

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6.おわりに

試験を欠席したかどうかに関わらず、学生でもない、仕事もしていないような空白期間があれば面接で必ずその間は何をしていたか聞かれます。

そのほかにも「去年は受けましたか?」という質問もあるかもしれません。

応えられるように準備しておきましょう。

7.予備校比較

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公務員を目指す場合どの予備校を選べばいいか迷いますよね。

以下の記事では、複数の予備校の料金や特徴を分かりやすく比較しているので、予備校選びの参考にしてください。

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