最近SNSなどで目にする「公務員のライト」

存在は知っているけど、具体的に何をやっているのか気になる人もいると思います。

そこで今回は公務員のライトの公務員講座について、評判、特徴、メリット・デメリットなどを解説します。

【この記事を書いた人】
政令市の消防士、政令市・町役場の行政職員を経験
公務員試験は独学・予備校両方で合格を経験
YouTube ⇒「3回公務員」

目次

  1. 公務員のライトの基本
  2. コースと料金
  3. 公務員のライトのメリット
  4. 公務員のライトのデメリット
  5. 評判・口コミ
  6. 他の予備校との料金比較
  7. 他の予備校との特徴比較
  8. 公務員のライトをオススメする人
  9. まず公務員試験を知りたいなら

1.公務員のライトの基本

公務員のライトとは 

「公務員のライト」とはキャリアード合同会社が運営しているオンライン予備校です。

基本的に通信で公務員講座を実施していますが、簿記3級講座も取り扱っています。

また、各種SNSを運用しているので、SNSを通じて公務員のライトの存在を知った人は多いかもしれませんね。

会社が設立された正確な年は不明ですが、比較的新しいオンライン予備校です。

会社所在地は東京都多摩市。

学習スタイル 

「公務員のライト」の学習は講義動画の視聴が中心。

情報が少ないので正確なことは言えませんが、おそらく製本されたテキストや問題集はないです。

PDF資料の配布や紙冊子の配布はあるかもしれませんが、基本的には動画の視聴です。

なので、製本された問題集などをバリバリ解いていきたい人にとっては不向きかもしれません。

その代わり、外出先でも講義動画を視聴して学習することができますね。

2.コースと料金

公務員のライトでは複数の講座が用意されていますが、主なパックコースは以下の6つ。

内容や金額は変動するので参考程度に。

春受験プレミアムコース 

春受験プレミアムコースの1次試験対策は共通して以下のとおり。

  • 数的:25回講義+模擬試験・過去問解説
  • 知識:21回講義・過去問解説  
  • 模試:基礎3回・本番4回・的中3回

さらに下の5つのオプション講座から2つを選ぶことができます。

  • SPI
  • 英語
  • 資料解釈 
  • 図形・空間把握
  • 文章理解

2次試験対策はコースによって若干異なります。

①行政 :59,800円

  • 1次試験対策:上記のとおり
  • 2次試験対策
    ・論作文 
    ・面接:24回の講義

②警察官:59,800円

  • 1次試験対策:上記のとおり
  • 2次試験対策
    ・論作文 
    ・面接:9回の講義

③消防官:59,800円

  • 1次試験対策:上記のとおり
  • 2次試験対策
    ・論作文 
    ・面接:24回の講義

④社会人:69,800円

  • 1次試験対策:上記のとおり
  • 2次試験対策
    ・論作文
    ・職務経験者論文
    ・課題式論文 
    ・社会人特化:3回

パーソナルコース(社会人) 

公務員のライトで受講できる最も高価なコース。

パーソナルコースはプレミアムコースよりもさらに受講できる講座が多いです。

そして学習管理やスケジュール管理、成績アドバイス、その他さまざまなパーソナルサポートを受けることができます。

⑤6か月コース:330,000円

パーソナルサポートが6カ月間有効です。

講義動画自体は1年間見放題。

⑥3か月コース:220,000円

サポート期間が3か月なので少しお手頃に。

こちらも講義動画自体は1年間見放題。

3.公務員のライトのメリット

公務員のライトのメリットは以下の5つです。

  1. 料金が安い
  2. 登録者・フォロワー多数の安心感
  3. 模試がたくさん受けられる
  4. 独学でも活用できる
  5. 単科講座も豊富

メリ①料金が安い 

例えば、春受験プレミアムコース(行政)の料金は59,800円。

これは他の公務員予備校の金額と比べてとても安いです。

専門科目がない通信講座の場合、料金は各予備校を平均すると約10万円強。

公務員のライトなら料金が約6万円なので、平均の約半分で通信講座を受講することができます。

金額的なハードルはかなり低くなります。

メリ②登録者・フォロワー多数の安心感 

公務員のライトは公務員講座だけでなく、各種SNSも運用しています。

そして各SNSのフォロワー数、チャンネル登録者数は公務員カテゴリーで最も多いようです。

現時点で総数は以下のとおり。

  • Twitter総フォロワー:約3.8万人
  • YouTube総登録者:約2.6万人
  • LINE公式:2.6万人
  • Instagram総フォロワー:約2.4万人
  • TikTok総フォロワー:約1.1万人

おそらく公務員予備校業界で最もSNS運用に注力している予備校だと思います。

フォロワー数から若い受験者に支持されていることが伺えます。

メリ③模試がたくさん受けられる 

公務員のライトは各パックコースで模試を複数回受けることができます。

しかも、1,2回ではなく、なんと10回。

パーソナルコースだと合計14回。

ただし、冊子になった模試が配布されるのではなく、PDFをダウンロードする形。

パソコンで問題を見ると計算などを書き込めないし、印刷するなら手間が掛かるし問題が見えてしまいそう。

ただ料金が安い分そこは我慢。

メリ④独学でも活用できる 

公務員のライトでは各SNSで公務員試験の情報を発信しています。

例えば用語の語呂合わせ、予想問題、試験対策方法など役立つ情報をたくさんアップしています。

なので公務員講座は受講していないけど、公務員のライトの発信情報を見るためにフォローだけしてる人も多いかもしれません。

公式YouTubeチャンネル画面でも「公務員はYouTubeで受かる時代」と書かれています。

また、講座を受講していなくても、公式LINEに登録すると公務員試験に関する質問を無料で相談することもできます。

ただし、返答には2,3日かかるようです。

メリ⑤単科講座も豊富 

春受験プレミアムコースやパーソナルコースなどパックのコースを紹介しましたが、公務員のライトでは単科講座も豊富に用意されています。

なのでがっつり公務員講座を受講するのではなく、自分が必要と感じた部分だけを単科講座で学習するという方法もありです。

単科講座には数的、知識系、英語、論文・作文、面接、SPIなどさまざまなコースがあります。

例えば「たくまる数的(10月スタートコース)」であれば基礎講義25回と模試3回が付いていて、料金は10,200円。

動画は1年間視聴できるので安心。

4.公務員のライトのデメリット

一方、公務員のライトには以下のようなデメリットもあります。

  1. 予備校の歴史や実績が浅い
  2. 講座内容の詳細が分かりにくい
  3. 専門科目対策はなし
  4. 訂正・修正・誤植が多い
  5. 大卒区分と高卒区分の区別がない?

デメ①予備校の歴史や実績が浅い 

公務員のライトが誕生した正確な時期は不明ですが、おそらく設立されたの2018、2019年ごろ。

かなり新しいオンライン予備校になります。

なので予備校としての指導歴や合格実績は、これから積み重ねていく感じ。

一方で、LECやTACなどの大手公務員予備校は約30年の指導歴があります。

その分、有益なデータや情報もたくさん蓄積されています。

公務員のライトはこれからに期待。

デメ②講座内容の詳細が分かりにくい 

もしも公務員講座を購入・申し込みする場合は、事前に内容の詳細を確認したいですよね。

しかし公式ホームページを見ても少しわかりにくい部分があります。

例えば「春受験プレミアムコース」。

公務員のライト公式HPより

ホームページの講座内容に「知識:21回の講義・過去問解説」と記載がありますが、一般知識系科目といっても政治・経済・社会・日本史・世界史・地理・思想・数学・生物・化学・物理・地学などがあるので、どの科目をカバーしているのかが不明です。

また、2次試験対策で論作文とだけ書いてありますが、講義が1回だけあるのか?添削はないのか?など気になります。

資料請求などもないので、公式ホームページにもっと詳しく書いてくれると分かりやすい。

デメ③専門科目対策はなし 

地方上級や国家一般職などの大卒程度行政職を目指す場合、教養科目だけではなく専門科目も学習する必要があります。

しかし、公務員のライトでは「全公務員試験対応 ・行政系:国家公務員・都道府県庁・市区町村など」と記載がありますが、パックコースには専門科目の講座がありません。

そのため専門科目は、独学か他の公務員予備校に頼る必要があります。

単科講座でも開講されているのは憲法と会計、ミクロ・マクロのみです。

なので筆記は主に教養科目対策と考えた方がいいです。

デメ④訂正・修正・誤植が多い 

だいたいどこの参考書でも少しの誤植や訂正はつきものです。

そして公務員のライトの講座内容等でも誤植があります。

例えばこれまでに以下のような修正・訂正がありました。

  • 地理(演習問題)修正
  • 生物(テキスト)修正
  • 世界史(演習問題)の訂正
  • 「第2回本番レベル模試」問題の修正
  • 「第1回直前的中模試」問題の修正 etc

また、公務員のライトから公務員講座とは別に、教養試験対策の参考書が販売されていますが、誤植や情報そのものが間違っているというレビューが多数ありました。

公務員講座を利用する際は訂正情報を確認する必要があります。

デメ⑤大卒区分と高卒区分の区別がない? 

公務員試験には大卒区分と高卒区分がありますが、それぞれで試験問題のレベルは異なります。

そのため、一般的な公務員予備校では、大卒区分と高卒区分に分けて公務員講座が開講する場合が多いです。

一方、公務員のライトの公務員講座では、おそらく大卒区分と高卒区分が分けられていません。

なので大卒区分受験者と高卒区分受験者が、同じレベルの問題演習をしていることになります。

大卒区分受験者にとってはやや物足りない、高卒区分受験者にとってはやや難しいと感じるかもしれません。

5.評判・口コミ

公務員のライトについての評判や口コミは、まだまだ少ないです。

ただ、知名度は高まりつつあります。

今後、さらに知名度が上がってくれば良い評判、悪い評判、口コミなどが増えてくるでしょう。

ちなみに、公務員のライトの市販の参考書には誤植などが多いと紹介しましたが、内容自体の評判は良いようです。

ただ、周囲の評判・口コミは参考程度に。

6.他の予備校との料金比較

18社を比較 

公務員のライトとその他17社の通信講座の料金を表で比較しています。

各社さまざまなコースを用意しているので、ここでは専門科目のない教養科目中心のコースをピックアップして比較しています。

料金は変動しますし、サービス内容もそれぞれの予備校で異なるのでここでの比較は参考程度に見てください。

表の下にある4つの公務員予備校は、教養科目のみの講座がないので料金を記載していません。

公務員のライトは安い 

これらの公務員予備校の通信講座における平均受講料は約10万円強。

一方で公務員のライトの料金は約6万円。

かなり安い価格帯ということが分かります。

料金だけで予備校の良し悪しは判断できませんが、大事な指標の一つです。

低価格の公務員予備校を受講して内定をゲットすれば、結果的にコスパは抜群。

7.他の予備校との特徴比較

先ほど比較した公務員予備校の中から、公務員のライトの料金が近い4校をピックアップして、簡単に特徴を比較しています。

  • ⇒ スタディング
    • 学習ツール機能がかなり優れている
    • 教材はエクシア出版が開発協力
    • 共有できるQ&Aサービスがある
  • ⇒ ユーキャン
    • 分からない所を複数回質問ができる
    • 指導サポート期間が長い
    • あとから返品OK
  • ⇒ 東京アカデミー
    • Zoom講座がある
    • 評価の高い教材
    • 無料で全国公開模試が受けられる
  • ⇒ 公務員のライト
    • 登録者・フォロワー多数の安心感
    • 模試がたくさん受けられる
    • 独学でも活用できる
  • ⇒ 実務教育出版
    • Webで過去問が解ける
    • 無料で模試が受けられる
    • 受験ジャーナルがもらえる

この中で大手と言えるのは東京アカデミーで、唯一通学講座もあります。

スタディングも公務員のライト同様、比較的あたらしいオンライン予備校です。

実務教育出版は、公務員試験関連の参考書を発行する出版社として有名ですが、通信講座も展開しています。

ユーキャンは様々な資格の講座を開講している資格スクールですが、その中の一つに公務員講座もあります。

【関連記事】
⇒ スタディング公務員講座は最悪?評判・特徴を元公務員が全部解説

8.公務員のライトをオススメする人

公務員のライトの公務員講座の特徴、評判、メリット・デメリットなどを解説しました。

それを踏まえ、公務員のライトをオススメする人は以下のような人です。

  1. 通信講座で学習したい
  2. 安さで選びたい
  3. SNSを利用している
  4. 単科講座を利用したい
  5. 歴史や実績は気にしない
  6. 専門科目は勉強しない

これらの中からいくつか該当する項目があれば、公務員のライトを検討してみてください。

まずはSNSから活用するのもあり。

【講座の詳細】
⇒ 公務員のライト公式ホームページ

9.まず公務員試験を知りたいなら

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