テレビでよく聞くユーキャンに公務員講座があるみたいだけど、実際どうなんだろう?
そんな方に向けて、今回はユーキャンの公務員講座について徹底的に解説します。
口コミや評判はもちろん、ユーキャンのメリット・デメリット、他の予備校との比較、ユーキャンをオススメする人などをまとめました。
【この記事を書いた人】
・政令市の消防士と行政職、町役場を経験
・公務員試験は独学・予備校両方で合格を経験
・YouTube ⇒ ハチサン公務員
★目次
- ユーキャンの基本
- ユーキャンのコースと料金と教材
- ユーキャンのメリット
- ユーキャンのデメリット
- ユーキャンの評判・口コミ
- 他の予備校との料金比較
- 他の予備校との特徴比較
- ユーキャンをおすすめする人
- 資料請求・申し込み
1.ユーキャンの基本
♦ユーキャンとは
ユーキャンは主に通信教育講座の販売を行っている非上場企業。
本社は新宿区高田馬場にあります。
ユーキャンの歴史は意外と古く、1954年に「東京人形学院」として東京の渋谷で設立されました。
最初は日本人形講座を開講していたようです。
意外ですね。
現在は行政書士や司法書士など、150以上の通信講座を開講しており、その中の1つとして公務員講座があります。
♦学習スタイル
■テキストがメインの通信講座
ユーキャンは教室に通う通学講座ではなく、自宅等で勉強をする通信講座に特化しています。
通信講座の場合、製本されたテキストメインのスクールと、動画がメインのスクール(スタディングなど)に分かれますが、ユーキャンの場合はテキスト教材がメインです。
コースに応じて、メインテキストと副教材合わせて13~25冊程度のテキストが届きます。
結構なボリュームですね。
■Web学習もある
ただ、メインはテキストですがWeb学習も同時に行うことができます。
スマホで気軽にミニテストを受けることができたり、面接対策講義を映像講義で学ぶことも可能です。
さらにユーキャンの公務員講座では、定期的に出題される可能性が高い時事ネタをWeb上で紹介してくれます。
時事の的中率は高いようです。
【無料資料請求】
⇒ ユーキャン 公式ホームページ
2.ユーキャンのコースと料金と教材
♦4つのコースと料金
コースと料金はシンプルで、以下の4つから選ぶことができます。
他の予備校との料金比較は後述していますが、ユーキャンの公務員講座は安いです。
■①国家一般職・地方上級コース:89,000円
国家一般職、地方上級を目指すコースで、専門科目と教養科目の両方を学習することができます。
都道府県庁や政令指定都市、専門試験がある市役所などを志望している人はこのコースがオススメ。
論文対策や面接対策も含まれています。
■②教養試験対策コース:54,000円
教養試験のみの対策です。
「教養試験のみの試験を受ける人」、「専門試験などは自分で対策する人」に向いています。
このコースは論文や面接対策がなく教養試験対策に特化しています。
だから4つのコースの中で一番安い。
■③市役所コース:59,000円
専門試験がない教養試験のみの市役所などを志望している人向けのコースです。
C日程(9月に試験実施)の市役所は専門試験がないところが多いです。
このコースは「教養試験対策コース」と違い、論文や面接対策もコース内容に含まれています。
■④警察官・消防官コース:59,000円
名前のとおり、警察官・消防官を目指す人のためのコース。
市役所コースと同じく、教養試験、そして論文や面接対策が含まれています。
漢字ドリルも付いています。
【関連記事】
⇒ ユーキャンの公務員講座の値段はいくら?一括も分割もあります
♦使用教材について
ユーキャンで使用するテキストはレッスンの始めに学習ポイントがまとめてあり、ところどころイラストで描かれた先生が、ワンポイントアドバイスをしてくれます。
シンプルなレイアウトで、図表やイラストも適度にあるため、見やすい印象です。
■副教材も豊富
コースによって若干違いますが、以下の副教材も一緒に送られてきます。
- ガイドブック(全コース)
- 暗記BOOK(全コース)
A5サイズで外出先でも気軽にサクッと勉強できます。 - 予想問題集(①②③コース)
本番のように実戦形式で問題を解くことができるので、時間配分などを確認することが可能。しかも3回分。 - 過去問題集(①④コース)
実際の過去問を解くことができます。 - 論文書き方ノート/論文の書き方ノート(①③④コース)
文章の組み立て方など基本がわかります。 - エントリーシートの書き方対策ブック(①コース)
国家一般職・地方上級コースでは、エントリーシートについても教材で学習可能。 - 漢字ドリル(④コース)
警察試験では漢字などの国語試験を課すところもあります。
■教材は喜治塾が監修
ユーキャンの市役所コースと警察官・消防官コースのテキストは、「喜治塾」が全面的に監修しています。
喜治塾とは東京にある公務員試験専門の塾で、塾長の喜治賢次さんはこれまでに、複数の公務員試験の関連書籍を執筆している方です。
実は私も数冊所持。
喜治塾は東京にしかありませんし、喜治塾の講義を受講するとなると入塾金と毎月の月謝が掛かってしまいます。
一方ユーキャンであれば、安い料金で喜治塾のノウハウが詰まったテキストを使い、学習を進めていくことが可能。
3.ユーキャンのメリット
ユーキャンの公務員講座のメリットは以下の5つです。
- 料金が安い
- 添削とアドバイスを受けられる
- 分からないところを複数回質問できる
- 指導サポート期間が長い
- 返品OK
♦メリ①料金が安い
■平均の半分以下
ユーキャンの公務員講座の受講料は、他の公務員予備校と比べてかなり安く抑えられています。
一般的な通信の公務員予備校で地方上級などを目指すコースの場合、平均すると20万円を超えてきます。
一方ユーキャンの受講料金は10万円以下。
料金を重要視する人には、外せない選択肢です。
■独学は不安だけどお金はかけられない人
もちろん、公務員予備校の良し悪しを料金だけで判断することはできません。
料金が高いところはその分、手厚いサービスが受けられることが多いです。
ただ、現実的には人によって試験対策に掛けられる費用は異なります。
たとえば、「英語を勉強したいけど留学するお金はない。でも独学だけでは不安だから英会話教室を利用する」
ユーキャンの利用はそんな感覚ですかね。
「お金はあまりないけど、ある程度は通信講座の力を借りたい」
そういう人には、ユーキャンのこの価格は魅力的だと思います。
■分割払いも可能
一括で支払うことが厳しい方は分割払いも可能です。
- 国家一般・地方上級コース:月6,400円
- 市役所コース :月4,980円
- 教養試験対策コース :月3,900円
- 警察官・消防官コース :月4,980円
12回もしくは14回での分割。
これならより負担は少ないですね。
♦メリ②添削とアドバイスを受けられる
独学者であれば、何でも自分一人で試験対策を行っていく必要があるので心細さがあります。
しかし、ユーキャンの公務員講座であれば添削課題があり、提出した課題が添削がされて返ってくるのでモチベーションの維持に繋がります。
■論文の添削
公務員講座の中でも嬉しいのは、論文に対する添削です。
1回のみですが、書いた論文を提出すると、マスの使い方や誤字の指摘といった基本的なことから、「○○の部分は○○でgood」「○○と述べていますが、ここは○○と書いた方が望ましいでしょう」など具体的なところまで赤ペンで指導してくれます。
また、論文をA~Eの5段階で評価してくれるので、いまの自分の実力を確認できるのも嬉しいポイント。
論文試験ははっきりとした〇×がないので、書いた論文が正しいのか自分だけでは判断できません。
自分の書いた論文をフィードバックしてもらい、そこから改善していくことは、より実力を伸ばしていく上でとても大切なことです。
■エントリーシートのアドバイス
公務員試験を受験する際、エントリーシートの提出はほぼ必須です。
ユーキャンの教養試験対策コースを除く3つのコースでは、このエントリーシートに対するアドバイスも標準装備しています。
アドバイスの対象となるのは、エントリーシートで最も一般的な項目である志望動機と自己PR。
スマホやパソコンから、自分で作った志望動機と自己PRを送るとアドバイスが返ってきます。
簡単に送れるのが良いですよね。
合わせて500~800字くらいのボリュームでアドバイスをもらうことができます。
♦メリ③分からないところを複数回質問できる
■メールで質問
教養試験・専門試験に関わらず、公務員試験の勉強を進めると必ず分からない問題に直面します。
しかも高頻度で。
そういう時のためにユーキャンでは、全コースで分からない内容について質問をすることが可能です。
郵送だけでなく、メールでも質問できるので気軽に聞くことができます。
■期間中の回数制限なし
質問できるのは、1日3問までと決まっていますが、全受講期間を通しての回数制限はありません。
制限がないのは嬉しい。
なので分からない問題があれば、遠慮なく質問しましょう。
長時間悩み続けるのは、効率が悪いです。
回答には時間が掛かるかもしれないので、それまでは別の問題に取り組むなど、効率的に学習を進めていく感じがいいかも。
♦メリ④指導サポート期間が長い
■標準学習期間プラスα
ユーキャンが設定してい各公務員講座の標準学習期間は以下のとおり。
- 国家一般職・地方上級コース:12か月
- その他のコース :6ヶ月
ただ、これはあくまで目安で人によって学習スピードは違います。
そして気になるユーキャンの指導サポート期間ですが、12か月と6か月ではありません。
それぞれ+4か月、+6か月サポートしてくれます。
つまり国家一般職・地方上級コースは16か月間のサポート、その他のコースでは12か月間サポートを受けることができます。
■落ちてもサポート期間は指導対象
その間であれば添削指導を受けられますし、分からないところは引き続き質問することができます。
たとえば、国家一般職・地方上級コースを1月から受講開始したとして、6月の公務員試験に落ちてしまった場合。
そんな場合でも、翌年の4月までユーキャンからサポートを受けることができるので、翌年の公務員試験にもサポートが役立ちます。
16か月、12か月サポートを受け続けられるのはなんとも心強い。
♦メリ⑤返品OK
■返送料のみ
ユーキャンから教材が届いた後、8日以内であれば教材の返品ができます。
しかも、やむを得ない事情だけでなく、実際に教材を見て気に入らないと思った場合でも、返品OK。
料金の〇%自己負担や取消料などは不要で、返送料のみで返品が可能です。
最悪、返送料だけでキャンセルできると考えれば、申し込みの心理的なハードルはだいぶ下がりますよね。
これは地味に大きなメリット。
もちろん受講料金は後払いで大丈夫。
■支払いの選択肢が豊富
また、ユーキャンの公務員講座は様々な支払方法に対応しています。
- 郵便局支払い
- コンビニ支払い
- クレジットカード払い
- au Pay
- FamiPay
- LINE Pay
- Amazon Pay
- PayPay
- 楽天ペイ
- d払い
いろんなキャッシュレス決済に対応していますね。
なお⑦~⑩は一括払いのみです。
4.ユーキャンのデメリット
ユーキャンの公務員講座のデメリットは以下の5つです。
- 対応している職種が少ない
- 他の教材を買う必要も
- ES全体の添削はない
- 模擬面接はない
- 合格率が不明
♦デメ①対応している職種が少ない
■高卒区分はない
まず前提として、ユーキャンの4つのコースはどれも大卒程度区分の公務員試験を想定した内容です。
高卒区分の内容は取り扱っていないので、高卒程度区分の公務員試験を本命としている人は、別の通信講座を利用することをオススメします。
例えば東京アカデミーやLECなど。
大卒区分の公務員試験を受ける人が、併願で高卒区分の試験を受ける場合は、ある程度対応できると思います。
■国家総合職や国家専門職は難しい
また、ユーキャンの公務員講座では難易度の高い国家総合職や、専門的な試験がある国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、法務省専門職員などの専門職の試験には対応していません。
ただ、記述試験などは自分で勉強して、教養科目のみ「教養試験対策コース」で勉強するという方法は可能です。
ユーキャンの公務員講座でメインとなるのは、国家一般職、地方上級(都道府県庁・政令指定都市)、市役所、町役場、村役場、警察官、消防官あたりですね。
♦デメ②他の教材を買う必要も
■専門科目のテキストは主要8科目
まず、国家一般職・地方上級コースの専門科目のテキストについて。
こちらのコースは以下の主要8科目のみが教材として送られてきます。
- 憲法
- 行政法
- 民法
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- 財政学
- 政治学
- 行政学
ただ、地方上級試験では、主要科目以外にも刑法や国際関係、経営学などが出題されることも多いです。
もしも志望先の出題内容に主要科目以外もあり、それらの科目も捨てずに点数を狙いに行く場合は、その部分については自分自身で学習していく必要があります。
■参考書を買い足すことは普通のこと
また、他のコースの場合も、受ける試験によっては使用教材だけでは物足りなく感じる人もいるかもしれません。
※テキストの質については、後述する口コミ・評判を参照してください。
しかし、個人的にはユーキャンに関わらず、公務員予備校に通ったり通信講座を受講する場合でも足りないと思ったところは自分で参考書を買う必要はあると思います。
参考書の追加購入はケチらない方がいいです。
実際私も公務員予備校に通ったことがあり、予備校には満足していましたが、それでも参考書は別途追加で購入していました。
むしろ私に限らず、ほとんどの公務員試験合格者は、与えられた教材+市販の参考書で学習を進めているのではないでしょうか。
■過去問題集がないコースも
また、ユーキャンの教養試験対策コースと市役所コースは過去問題集がありません。
なので市販されている「過去問500」などを追加で購入しておきたいところ。
与えられたモノをただこなすだけの受身人間にはならないように気を付けてください。
足りないと思った部分は買い足しましょう。
♦デメ③ES全体の添削はない
ユーキャンのメリットの部分でエントリーシートの「志望動機」と「自己PR」のアドバイスがもらえるとお伝えしましたが、エントリーシートのその他の項目は添削されません。
「この2項目以外は特に添削してもらう必要はない」という人は大丈夫ですが、趣味・特技、最近関心があることなど、細かい部分まで添削してほしい人には物足りないかも。
そういう人は、市販の参考書を参考にしたり、大学の就職課などに相談してみましょう。
ちなみに、国家一般職・地方上級コースには、「エントリーシートの書き方対策ブック」が付いています。
料金の安さを考えると、志望動機と自己PRのアドバイスがあるだけでもありがたいです。
♦デメ④模擬面接はない
■対面× オンライン×
ユーキャンは通信講座だけあって、実際のリアルな模擬面接は受けることができません。
公務員予備校に通う場合はだいたい模擬面接を受けることができますし、通信講座の中でもオンラインで模擬面接をしてくれるスクールはあります。
一方でユーキャンの公務員講座には模擬面接が受けられるオプションはありません。
その代わり、面接対策の動画は用意されているので、基礎は学ぶことができます。
■面接の練習は必ずするべき
しかし、映像講義を見ただけで本番に挑むのはなかなか厳しいです。
個人的には、本番までに最低でも1度は模擬面接を受けるべきだと考えます。
母校の就職課や、各都道府県のジョブカフェ(若者向けハローワーク)などに問い合わせると、面接を行ってもらえるかもしれません。
私は面接前に両方活用しました。
利用できない場合は、民間の面接試験を受けてみたり、家族や友人、恋人などに相手してもらったり、何かしら行動して面接慣れしておく必要があります。
♦デメ⑤合格率が不明
■公表なし
ユーキャンは受講者の合格率を公表していないので、ユーキャンの公務員講座を利用した人の何パーセントが実際に公務員試験に合格しているのか分かりません。
どれくらいの割合で受かっているのか気になる人は気になりますよね。
合格率が低くて隠してるのかな?なんて考えてしまう人もいるかも。
ただ、これは通信講座なので仕方ない側面があります。
■通信講座だと把握が難しい
公務員予備校に通う場合は、受講者とスタッフが直接会う機会、やり取りが多く、合格先の調査を実施しやすいため合格者数などが算出しやすいです。
一方、ユーキャンのような通信講座の場合、実際に合うことがないため、合格・不合格の実態を把握することはなかなか難しいです。
仮に私が通信講座を受講した場合も、報告義務でもない限り、わざわざ受験した試験先や合否を連絡することは面倒くさくてしないかもしれません。
また、中には公務員を目指すのを途中で辞めた人もいると思うので、正確な受験者と合格者は分からないと思います。
【関連記事】
⇒ ユーキャンの公務員講座を受講した人の合格率はどのくらい?
5.ユーキャンの評判・口コミ
ユーキャンの公務員講座に関する口コミ、評判について紹介します。
どこの公務員予備校でも良い評判・口コミと悪い評判・口コミの両方があります。
各人の主観なのであくまで参考程度に。
たとえば、合格した人は肯定的、不合格だった人は否定的な評価を下しやすいです。
♦良かった評判
- 評判➀ 大手でサポートが充実している
- 評判② 市販の参考書よりも分かりやすい
- 評判③ テキストの内容が充実している
- 評判④ 問題が実際の試験問題に近い
- 評判⑤ テキストが見やすい
- 評判⑥ テキストが細かく分けられているの持ち運びに便利
- 評判⑦ 添削が丁寧で分かりやすい
- 評判⑧ ほかの通信講座に比べ料金が安い
ユーキャンで使用しているテキストは高評価のようです。
♦イマイチな評判
- 評判➀ 過去問が少ない
- 評判② テキストの問題数が少ない
- 評判③ 問題によっては説明が不十分
- 評判④ 模擬面接がない
- 評判⑤ 教材が古い
- 評判⑥ オンライン学習が物足りない
- 評判⑦ 受講生に対するサポートが良くない
口コミ・評判を全体的に見ると、テキストは見やすく分かりやすいけれど、問題数が不十分と感じる人が多いようです。
過去問が不十分と感じたら「過去問500 / 実務教育出版」などを買い足すといいかもしれません。
また、ユーキャンのサポートが充実していると感じる人がいる一方で、サポートが良くないと真逆の意見を持っている人もいる様子。
おそらく前者は「この価格でここまでしてもらえるのか」とコスパを評価した人、後者は低料金で20、30万円のサービス内容を求めた人だと思います。
6.他の予備校との料金比較
♦18社を比較
ここでは通信講座を設けている他の公務員予備校とユーキャンの料金を比較。
各公務員予備校いろんなコース・料金があるので、今回は代表して最も一般的なコースである国家一般職・地方上級程度を目指すコースをピックアップしています。
ユーキャンの場合は、「国家一般職・地方上級コース」。
それぞれサービス内容が違うので完璧な比較はできませんが、予備校選びの重要な判断材料になります。
※フォーサイト、公務員のライトは教養科目のみのコースしかないので料金を掲載していません。
♦ユーキャンは安い
これを見るとユーキャンの公務員講座の受講料金がいかに安いかが分かると思います。
通信講座で国家一般職・地方上級を目指すコースの料金は平均すると20万円強。
ユーキャンの価格は相場の半分以下で、最も高い大栄と比較した場合、料金は約5分の1。
この価格で合格出来たらコスパは抜群です。
ただし高価格になるにつれてサービスも充実していく傾向なので(正比例ではない)、高いのが悪いという訳でもありません。
7.他の予備校との特徴比較
ユーキャンと料金比較をした公務員予備校の中から、価格帯が近い予備校をピックアップして特徴を簡単に紹介します。
- SMART合格講座
・料金が格安
・簡単に始められどこでも学習できる
・SPIの対策ができる - 実務教育出版
・スマホでテキストが見られる
・Webで過去問が解ける
・受験ジャーナルがもらえる - 東京アカデミー
・校舎に合わせたコースとサービス
・Zoom講座がある
・夜間部・夜土部・土日部も - ユーキャン
・分からないところを複数回質問できる
・指導サポート期間が長い
・あとから返品OK - スタディング
・学習ツールの機能がかなり優れている
・教材はエクシア出版が開発協力
・アプリでオフライン学習も可能
♦安さ申し分なし
公務員予備校選びで価格を重要視している人はSMART合格講座、実務教育出版、東京アカデミー、ユーキャンから検討してみてください。
SMART合格講座は受講料金が最安。
実務教育出版は公務員試験の関連書籍を多く出版している会社ですが、公務員講座も展開しています。
会社の知名度ならユーキャンが一番。
毎年有名人を起用したCMがテレビで流れています。
公務員予備校として大手なのは東京アカデミー。
比較的新しいオンライン予備校で勢いがあるのはスタディング。
8.ユーキャンをおすすめする人
今回ユーキャンの公務員講座について解説してきましたが、ユーキャンをオススメするのは以下のような人です。
- 大卒程度の試験を受けようと思っている人
- 独学には不安がある人
- 勉強、アルバイト、仕事で定期的に予備校に通学する時間がない人
- 公務員講座に20、30万円のお金を払うのが厳しい人
- 論文やエントリーシートについてもサポートがほしい人
- 分からない問題は質問して解決したい人
- 動画は補助的で、テキストメインで勉強したい人
- 必要と思った参考書は自分で買い足すなど受身ではない人
いくつか該当するならユーキャンをオススメできます。
特にユーキャンは料金面が魅力的。
コストをかけずに合格できたら大成功ですし、万が一落ちてもダメージは最小限。
9.資料請求・申し込み
悩む時間は無駄ではありませんが、悩むほど勉強時間のロスになります。
公務員試験の範囲は膨大なため、早めに申し込んで勉強環境も早めに整えておきたいところ。
ユーキャンの申し込み方法は簡単です。
もう少し詳しく知りたい方は資料請求をしてみるといいかもしれません。
もちろん無料です。
【無料資料請求】
⇒ ユーキャン 公式ホームページ
ただ、個人的に大切なのはどこの公務員予備校・資格スクールを利用したかというよりも、「どのように工夫して勉強し、どれくらい努力したか」だと思っています。
通学講座や通信講座は合格するための単なるツールです。
試験に合格できるかは自分次第。
勉強頑張ってくださいね。