通信制の資格スクールで公務員講座を開講しているクレアール。

クレアールでは様々な公務員試験に対応できるように、たくさんの公務員講座が開講。

その中には、一つの科目をピンポイントで学習できる「単科講座」もあります。

そこで今回はクレアールで用意されている単科講座をすべて紹介します。

【この記事を書いた人】
政令市の消防士と行政職、町役場を経験
公務員試験は独学・予備校両方で合格を経験
YouTube ハチサン公務員

目次

  1. そもそも単科講座とは
  2. クレアールの単科講座と料金
  3. クレアールの単科パックと料金
  4. まとめ
  5. 無料でハンドブックを貰う

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1.そもそも単科講座とは

単科講座は利用しやすい 

全てを予備校に頼る必要がない場合

基本的にクレアールの公務員講座には「行政系公務員併願総合コース」や「地方上級スタンダードコース」、「公安系公務員コース」など、各試験で出題される科目が網羅的に学習できるセットコースが用意されいています。

こういったコースを受講すれば、その講座だけでほとんどの試験内容をカバーすることが可能です。

その反面、各コースの学習内容は網羅的なので費用は20~30万円程度かかります。

しかし、すべての人が公務員予備校で全科目勉強したいわけではありませんよね。

過去に公務員試験にチャレンジしたことがある人は、不得意な科目だけ公務員講座を利用したいはず。

また、独学で学習している人の中には「苦手な科目だけ公務員講座で学習したい」と考えている人もいるでしょう。

安く受講できる

そういった人におすすめなのがクレアールの単科講座です。

単科講座は「地方上級スタンダードコース」などと違い、1科目から受講することが可能です。

なので自分が強化したいと思った科目だけを選んで受講することができます。

また、科目がピンポイントな分、料金も3,000円~数万円程度とお手軽です。

単科パックも 

クレアールには単科講座だけではなく単科パックもあります。

単科講座は1科目から受講することができますが、単科パックはいくつかの科目がセットになっているため、複数の科目をまとめて受講することが可能です。

例えば、「一般知能強化パック」なら以下の科目をまとめて受講することができます。

  • 数的処理
    ・数的推理、判断推理、図形把握、資料解釈
  • 文章理解
    ・現代文、英文、古文

単科講座に比べると若干金額は上がります。

ただ、パックで購入することで割安になっている場合もあり。

2.クレアールの単科講座と料金

クレアールの単科講座は以下の10区分。

  1. 高卒・大卒程度フォローアップ基礎講座 
  2. 大卒程度 教養ベーシック講座 
  3. 行政系 専門ベーシック講座 
  4. 高卒程度 
  5. SPI対策講座 
  6. 心理系・福祉系・技術系 専門ベーシック講座 
  7. 上級マスター講座 
  8. アドバンス講座 
  9. 大卒程度 公安系対策講座 
  10. 大卒程度 記述・時事・模試

基本的に単科講座はWeb動画講義と音声、講義資料が標準装備されています。

また、テキスト、過去問題集が配布される単科講座については表で○を付けています。

講義内容に関する質問が5回まで可能です。

金額や内容は変動するので最新の情報も確認してください。

①高卒・大卒程度フォローアップ基礎講座 

科目の勉強を開始する前に基礎を身につけておきたい人におすすめの単科講座です。

意外と中学生の数学を忘れている人は多いはず。

そんな人には「数学の基礎」。

また、大卒専門科目の経済では、テーマによっては微分などの計算が必要な問題が出てきます。

経済学で必要な数学の知識を習得するには、「経済学で使う数学」がおすすめ。

②大卒程度 教養ベーシック講座 

単科講座ですが、同じ分野の科目をまとめて学習できる講座です。

すべてテキストと過去問題集が配布されます。

また、「数的処理」と「公安数的処理」、「自然科学」については問題集に収録されている問題のWeb解説動画も付いています。

「数的処理」でつまずく人は多いので需要が高いかもしれませんね。

③行政系 専門ベーシック講座 

大卒行政系の専門科目が1科目から受講できます。

「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」については、問題集に収録されている問題のWeb解説動画も付いています。

「ミクロ経済学」はテキストと過去問題集が付いて講義回数は31回。

それで20,000円はかなりコスパが良い。

④高卒程度 

高卒程度区分に対応した単科講座です。

「数的処理」については、問題集に収録されている問題のWeb解説動画も付いています。

単科講座として公開模試も実施しており、マークシートを提出すると成績表が返ってきます。

「直前答練」は模試ではないですが、問題を解く練習ですね。

5回分の答案練習ができます。

⑤SPI対策講座 

公務員予備校・資格スクールではまだまだ少ないSPI対策講座。

最近は1次の筆記試験でSPIを実施している自治体も増えてきています。

そういった自治体が本命の場合は、教養科目の勉強ではなくSPIの対策で十分です。

クレアールのSPI対策講座は価格も1万円からなので利用しやすい。

⑥心理系・福祉系・技術系 専門ベーシック講座 

心理系、福祉系、技術系の講座を用意している公務員予備校は多くないので、志望者にとっては貴重な単科講座です。

心理学Bは講義34回のボリュームなので金額も少し上がります。

数学や物理を忘れた方は「工学の基礎」がおすすめ。

⑦上級マスター講座 

基本を学習した方に向けた一段階上の単科講座です。

内容は各講義によって違いますが、問題演習と解説を行うものが多いです。

裁判所一般職では刑法の問題が複数出題されるので「刑法」のみを受講してレベルアップを図るのもあり。

経営学は1回の講義で5,000円と少しお高め。

⑧アドバンス講座 

「数的処理裏技解法」はベーシック講座とマスター講座を学習した人がさらに実力アップを目指すもの。

「国家総合職系数的処理特講」と「政策論文試験対策」は国家総合職志望者向けの単科講座。

「国家専門職系憲法専門記述」は主に裁判所一般職、国税専門官、財務専門官志望者向けの講座となっています。

⑨大卒程度 記述・時事・模試 

「行政職専門記述対策」は、東京都Ⅰ類B(行政・一般方式)で出題される専門記述試験を念頭に置いた対策講座です。

大卒程度の模試は地方上級、教養模試、公安模試の3種類があるので自分の志望先に合った模試を選ぶことができます。

ちなみに記述対策講座では添削を行っていません。

残念。

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3.クレアールの単科パックと料金

クレアールの単科パックは以下の3区分。

  1. 一般知能教化パック(大卒程度対応) 
  2. 行政職 専門単科パック(大卒レベル) 
  3. 心理職・福祉職・技術職 専門単科パック 

単科パックも単科講座と同様に、基本的にWeb動画講義と音声、講義資料が標準装備されています。

講義内容に関する質問も5回までOK。

①一般知能教化パック(大卒程度対応) 

教養科目は一般知能科目と一般知識科目に分けることができますが、一般知能科目が苦手な人は多いです。

そういった苦手意識を持っている人が、一般知能科目のみをまとめて学習できるのがこのパック。

3つの単科講座がまとまったもので、本来であれば合計6万円します。

パックなのでお得です。

②行政職 専門単科パック(大卒レベル) 

行政系専門科目マスターパック

専門科目のみをまとめて学習したいならこのパック。

「教養科目は独学でいけるけど、専門科目はスクールの力を借りたい」そんな人向け。

また、単科パックとは別にセットのコースで「行政系公務員専門科目パックコース」もあります。

似ていますが、こちらは記述対策講座や添削サポート、面接対策講義も含まれているので値段がもう少し上がります。

法律系科目パック

法律系科目の中でも主要な3科目をまとめて学習することができます。

民法、行政法の独学はなかなか難しい。

経済系科目パック

難易度が高いミクロ経済学とマクロ経済学そして、同じ経済系の財政学がパックとなった講座です。

ただ、単科講座をそれぞれ購入した合計額も5万円なので大差はなし。

③心理職・福祉職・技術職 専門単科パック 

心理職 専門単科パック

心理系科目の単科パック。

3つの単科講座をパックで受講することで3万円お得になります。

福祉職 専門単科パック

福祉系科目の対策パック。

それぞれの単科講座を受講すると合計7万5千円なので、パックで受講すれば2万5千円お得です。

技術職 専門単科パック

この単科パックは「工学の基礎(数学/物理)」と「工学の基礎(演習)」、「専門特講」の3つを学習することができます。

専門特講は4つの中から1つを選びます。

【関連記事】
⇒ クレアールの社会人経験者向け公務員講座を元公務員が解説します

4.まとめ

クレアールの公務員講座における「単科講座」を紹介しました。

スポット的に学習したい人は単科講座の利用を検討してみてください。

独学ベースで不安なところだけ単科講座を活用して、試験に合格すればコスパは抜群。

独学にまったく自信がない人は、単科講座ではなく普通のコースを受講しましょう。

リモート模擬面接も受けられますよ。

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【関連記事】
⇒【クレアールの公務員講座はダメなのか】評判踏まえて徹底解説

5.無料でハンドブックをもらう

こちらクレアールが出版している、『公務員試験入門ハンドブック』と『公務員転職ハンドブック』です。

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『入門ハンドブック』は公務員試験の内容などを88ページで解説しています。

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