これが大手か【TACの公務員講座】評判やデメリットなど解説

公務員予備校の利用を考えているんだけど「TAC」ってどうなんだろう?

TACは知名度があるのでこのように興味・関心を持つ人は多いです。

そんな方に向けて今回は「資格の学校TAC」の公務員講座について、特徴や評判、メリット・デメリットなどをたっぷり解説していきます。

【この記事を書いた人】
政令市の消防士と行政職、町役場を経験
公務員試験は独学・予備校両方で合格を経験
YouTube ハチサン公務員

目次

  1. TACの基本
  2. TACのコースと料金
  3. TACのメリット
  4. TACのデメリット
  5. TACの評判・口コミ
  6. 他の公務員予備校との料金比較
  7. 他の公務員予備校との特徴比較
  8. TACをオススメする人
  9. 資料を請求する

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1.TACの基本

TACとは 

TAC(タック)とはTAC株式会社が運営する「資格の学校TAC」のことで、資格取得のための講座を複数開講しています。

設立されたのは1980年で、当初は公認会計士や税理士など財務・会計分野の講座を開講していました。

そしてTACの公務員講座が開講したのは1994年の6月。

既に公務員試験の分野では30年ほど実績があることになります。

長い!

しかもその間にライバル会社であったWセミナーと事業統合し、よりパワーアップを達成。

現在は、財務・会計、公務員分野以外にも行政書士、宅建、社労士などいろんな資格講座を展開中。

TACの校舎の分布 

現在TACの校舎は全国に34校(直営校22、提携校12)設置されています。

  • 北海道・東北地方
    ・札幌校、仙台校
  • 関東地方
    ・群馬校(提携)、大宮校、津田沼校、水道橋校、新宿校、早稲田校、池袋校、渋谷校、八重洲校、立川校、中大駅前校、町田校、横浜校、日吉校、
  • 中部地方
    ・富山校(提携)、金沢校(提携)、名古屋校
  • 近畿地方
    ・京都校、梅田校、なんば校、神戸校
  • 中国・四国地方
    ・岡山校(提携)、広島校、福山校(提携)、高松校(提携)、徳島校(提携)
  • 九州・沖縄地方
    ・福岡校、大分校(提携)、熊本校(提携)、宮崎校(提携)、鹿児島校(提携)、沖縄校(提携)
引用元:TAC公式HP

各地に点在していますが、これを見ると特に関東に集中していることが分かります。

TACの学習スタイル 

TACは通学での学習と通信での学習の両方がありますが、主に以下の3つの学習スタイルから選ぶことができます。

1:Web通信講座

自宅や図書館など好きな場所で好きな時間に学習できます。

PCやスマホ・タブレットで動画講義を見て、送られてきたテキストや問題集を使用して学んでいきます。

校舎で利用可能な自習室があればそこで勉強することも可能。

場所や時間にとらわれないのがメリットですね。

2:ビデオブース+Web講座

主に校舎に通い、校舎内にあるビデオブースで動画講義を視聴します。

自宅よりビデオブースで学習した方が集中できる人にはオススメ。

周囲にも学習者がいるので怠け防止になりますね。

Web講座も付いているのでもちろん自宅等でも学習できます。

3:教室+ビデオブース+Web講座

生で講義を受けたい場合はこちらの学習スタイルを選びましょう。

教室に通い、他の受講生と共に講師の講義を直接受けることができます。

受講生同士で切磋琢磨できるのでモチベーションは維持しやすいと思います。

教室通学にもビデオブースとWeb講座のオプションが付いているので欠席しても安心です。

2.TACのコースと料金

TACのコースは細かく分けると何十種類にもなります。

ここではいくつかのコースのみ紹介します。

  • 入門総合本科生
  • 入門トリプル本科生
  • 総合本科生
  • トリプル本科生
  • 教養本科生
  • 総合本科生Lite
  • 主要科目本科生
  • 国税専門官A本科生
  • 裁判所一般職本科生
  • 労働基準監督官本科生
  • プレミアム総合本科生(警察・消防)
  • 警視庁・警察官本科生 etc

料金は変動するので目安です。

他の公務員予備校との料金比較は後述しています。

総合本科生 

TACで最も一般的で人気ナンバーワンのコース。

守備範囲が広く、行政系の公務員試験全般に対応しています。

迷ったらこれ。

  • Web       :352,000円
  • ビデオ+Web   :341,000円
  • 教室+ビデオ+Web:352,000円

教養本科生 

教養科目を中心に学習するコースです。

専門試験のない市役所や国立大学法人等を目指す方におすすめ。

専門科目がない分安いですね。

  • Web       :209,000円
  • ビデオ+Web   :198,000円
  • 教室+ビデオ+Web:209,000円

国税専門官本科生 

第一志望が国税専門官の方にオススメのコース。

国税専門官採用試験に不要な科目はカットされています。

ねらいを国税と決めたら迷わずこのコース。

  • Web       :346,500円
  • ビデオ+Web   :335,500円
  • 教室+ビデオ+Web:346,500円

裁判所一般職本科生 

裁判所一般職が第一志望の方はこちらのコース。

試験種別対策を受けることができます。

ちなみに2021年度は、TACから裁判所職員の試験に約300人が合格しています。

  • Web       :319,000円
  • ビデオ+Web   :308,000円
  • 教室+ビデオ+Web:319,000円

プレミアム総合本科生(警察・消防) 

全国の警察官や消防官採用試験に対応できるコースです。

守備範囲が広いコースなので、まだどこの自治体を受験するか決まっていない人や、幅広く受験したい人におすすめです。

TACからは皇宮護衛官や海上保安官の合格者も出ています。

  • Web       :253,000円
  • ビデオ+Web   :253,000
  • 教室+ビデオ+Web:253,000

警視庁・警察官本科生 

こちらは警察官を志望する人向けのコースです。

消防官対策を省いた分、少しお手頃に。

反対に消防官専用コースもあります。

  • Web       :231,000円
  • ビデオ+Web   :231,000
  • 教室+ビデオ+Web:231,000

3.TACのメリット

ここからはTACの公務員講座を選んだ場合のメリットを挙げていきます。

主なメリットは以下の8つで、順番に解説します。

  1. 大手の安心感
  2. 講義を柔軟に受講できる
  3. 安定して合格者を輩出
  4. 専用サイトでいつでも質問可能
  5. 無料で公開模試を受けられる
  6. 網羅された面接対策
  7. 技術職にも強い
  8. 外務省専門職なら無双

大手の安心感 

何と言ってもTACは公務員予備校の大手。

新しい予備校が増えた

10年前と比べて、ここ数年はオンラインの公務員予備校が激増しました。

ただ、創業間もないし知名度は低いし「ホントにここに任せて大丈夫なんだろうか?」という不安は出てきます。

安さだけで飛びついてサービスが悪ければ元も子もありません。

また、申し込んだ後に予備校が潰れたり、サービスが終了したりする可能性もあります。

TACは歴史とノウハウがある

一方、TACの公務員講座には30年の歴史があります。

つまり20代の公務員志望者が生まれる前からTACは公務員試験の指導を行っているんです。

30年続いているのは実績を出し続けてきたから。

それだけノウハウが詰まっています。

東証スタンダード市場にも上場しています。

大手だとやっぱり安心感がありますよね。

②講義を柔軟に受講できる 

まず先述したとおり、TACには3つの学習スタイルがあるので自分にあった受講方法を選ぶことができますよね。

  • Web
  • ビデオ+Web
  • 教室+ビデオ+Web

他校舎でも受講OK

さらに、教室通学で都合により講義に参加できなかった場合、ほかのクラスや校舎に行って講義を受けることが可能です。

「いつもは新宿校に通っているけど今日は池袋校で講義を受けよう」、そんなことが出来ちゃいます。

ビデオブースも同様です。

予約をすればTACの他校舎でも視聴可能。

学校や仕事がある日はその近くの校舎で、休みの日は家の近くの校舎で、このように効率よく勉強できるのは嬉しい。

通信でも教室講義OK

また、Web通信講座で学習している方でも、回数限定で教室講義を受けることができます。

しかもその数10回。

たまにはライバルに囲まれて講義を受けるといい刺激を受けるかもしれませんね。

せっかくなので直接質問してみるのもあり。

安定して合格者を輩出 

延べ人数だけじゃない

TACは毎年多くの合格者を輩出しており、実人数を公表しています。

1人で2つの試験に合格したら合格者数を2人とカウントする延べ人数を大々的に公表していますが(2022年度 5,314人)、実人数の方もこっそりしっかり公表しています。

大卒公務員の実人数での合格実績は以下のとおり。

  • 2022年度:2,843人
  • 2021年度:3,220人
  • 2020年度:3,010人
  • 2019年度:3,062人
  • 2018年度:3,468人
  • 2017年度:3,334人
  • 2016年度:3,170人

実人数でもなんと毎年約3,000人の合格者を輩出しています。

すごい数字。

占有率20%越え多数

また、単体の実績で言うと、2022年度のTAC受講生最終合格者の占有率の例は以下のとおり

  • 東京都庁Ⅰ類B(行政一般方式):36.3%
  • 神奈川県(Ⅰ種行政)     :34.8%
  • 名古屋市Ⅰ類事務(行政B)  :32.6%
  • 埼玉県(上級一般行政)    :32.0%
  • 横浜市(大卒程度事務)    :29.0%

つまり、東京都庁Ⅰ類B(行政一般方式)の場合は、合格者の2.8人に1人がTAC受講生だったということです。

世の中にある公務員予備校、資格スクールの数を考えるとかなり高い占有率だと言えます。

極端な話、毎年多くの合格者を輩出している以上、TACを利用して不合格だった人は単純に努力不足と言われちゃうかも。

【関連記事】
⇒ 【資格の学校TAC】公務員試験の合格率はどのくらいなのか?

④専用サイトでいつでも質問可能 

TACの教室に通学していると、疑問に思ったことなど質問がしやすいです。

しかしTACでは、それ以外にも分からないことを、受講生専用サイトからでいつでも質問することが可能です。

TACの受講生だけの専用サイトWEB SCHOOLの「i-support」から質問メールを送ると、講師やアドバイザーが回答をしてくれます。

このサービスは教室通学生だけでなく、ビデオブース受講生やWeb通信講義生でも利用することができます。

しかも本科生であれば80回まで質問メールができるという太っ腹。

個人的には2,3回で十分なので、ほぼ無限と考えていいです。

また、「よくある質問」としてTAC受講生の疑問がまとめられているので、それを見ても解決するかもしれません。

無料で公開模試を受けられる 

TAC本科生の特権

毎年TACは全国規模の公開模試を複数回実施しています。

TACの本科生であればこの公開模試を無料で受けることが可能。

受験をすると個人別成績表がもらえます。

成績表には点数だけでなく順位や正答率、合否評価など細かい分析がされているので、見るのが面白い。

模試のスケールがデカい

さらに大手だけあって模試の規模はデカいです。

例えば受験者数は以下のとおり。

  • 2023第1回模試:3,250人
  • 2022第1回模試:3,833人
  • 2021第4回模試:4,045人

私もTACの模試には何度もお世話になりましたが、受講生ではなかったのでその都度受験料を支払っていました。

なのでTAC生にとってこのメリットは大きい。

模試は必ず受けて

公務員試験を受ける人なら事前に模試を受けることは必須です。

なぜなら、自分の今の実力を知ることができますし、時間配分や解く順番などの予行演習になるから。

数的処理の時間配分は模試で慣れておかないと本番で失敗しますよ。

私は何度も模試を受けて、点数が上がっていないことに危機感を感じ勉強のギアを上げることができました。

全国31か所の会場で受験ができますが、自宅受験も可能です。

網羅された面接対策 

座学から実践までフルラインナップ

TACの面接対策はかなり充実しています。

TACに通えば以下の面接対策を受けることができます。

  • 面接対策・官庁訪問対策テキスト
  • 面接対策・官庁訪問対策講義
  • 面接・本試験情報復元シート
  • 面接カード添削
  • 模擬面接
  • 模擬集団面接
  • 模擬集団討論

人物試験の重要性が高まっている中、こんなに豊富な指導はありがたい。

模擬面接で実践練習

TACの模擬面接は回数制限がなく何回も受けることができます。

また、担任カウンセリング時にも面接練習ができるので、早い時期から対策も可能。

回数制限なく早期から練習できるので、面接に苦手意識を感じている人には嬉しいです。

また、模擬面接はオンラインでも可能。

面接復元シートを活用せよ

面接復元シートとは、過去のTAC受講生が残した実際の面接情報が記録されているレポートのこと。

過去3年間の復元シートの枚数はなんと10,121枚。

質問内容なども記録されているので最強の武器と言っても過言ではあません。

主に行政職向けの情報という点に注意。

技術職にも強い 

行政職や公安職に比べると採用数も少なくマイナーな技術系公務員。

試験の情報量も少なく、なかなか対策がとりづらいですよね。

TACではそんな技術職についても専門コースを設けています。

いくつかのコースがありますが、主なものは以下のとおり。

  • 土木職本科生
  • 建築職本科生
  • 化学職本科生
  • デジタル・電気・電子職本科生
  • 機械職本科生
  • 技術職本科生(工学の基礎コース)
  • 技術職本科生(教養科目コース)

こちらも学習方法として教室、ビデオブース、Web通信などがあり、本科生の料金は19万~31万円程度まで。

単科コースやセットコースなら約2万円からあります。

技術系公務員を目指すならTACは有力候補かな。

外務省専門職なら無双 

TACのブランド「Wセミナー」が強い

外務省専門職とは高い語学力を活かして国際的に活躍する外務省の専門職員のことです。

国家一般職や国家総合職と違い、外務省が独自に採用試験を実施しています。

この採用試験で無双状態なのが、TACブランド「Wセミナー」の受講生。

元々国家総合職と外務省専門職の試験に強かったWセミナーを事業合併したことにより、引き続きTACでも高い合格実績を出しています。

驚異の占有率

なんと2022年度の最終合格者占有率は驚異の98.2%。

合格者55名中54名がTAC・Wセミナーの受講生。

これは異次元の強さです。

2021年度までの実績(引用元:TAC公式HP)

しかも前年度の合格者がアドバイザーとして勉強方法や面接対策などをアドバイスしてくれる好循環。

コースが豊富

選べるコースは10種類以上あります。

  • 総合本科生プレミアム
  • 総合本科生
  • 総合本科生(英語対策カットType)
  • 総合本科生(教養対策カットType)
  • 総合本科生(英語・教養対策カットType)
  • セレクト憲法本科生etc

コースが豊富なので他の公務員試験の併願希望者も安心。

外務省専門職コースで、一番人気の総合本科生の受講料は約42万~56万円。

料金は高めですが、実績を見ると外務省専門職を目指すならTAC一択です。

4.TACのデメリット

続いてTACのデメリットを5つ紹介します。

  1. 受講料が高め
  2. 公安系の合格者は相対的に少なめ
  3. 直営校と提携校は少し違う
  4. 受講生が多い
  5. そこまでデジタル化されていない

受講料が高め 

他の公務員予備校との料金比較は後述していますが、TACの受講料は全体的に高めです。

教室通学を実施している公務員予備校は多くないので、通学講座についてはTACの受講料も平均的。

一方、通信講座を実施する予備校はTAC以外にもたくさんあり価格帯もさまざま。

各予備校の通信講座の料金を低価格帯、中価格帯、高価格帯に分類するならばTACは高価格帯に入ります。

ただ実績はあるだけに、これを高いと感じるのかサービスに見合う料金だと感じるかは人それぞれ。

毎年受講生は多いので、価値があると判断している人が多いんでしょうね。

公安系の合格者は相対的に少なめ 

2022年度TAC受講生の警察官・消防士(公安系事務職除く)の実合格者は合計217人。

  • 2022年度:217人
  • 2021年度:272人
  • 2020年度:220人
  • 2019年度:211人
  • 2018年度:232人

これは決して少ない人数ではありません。

ただ、行政系公務員の合格者が多いだけに相対的に見ると少なく感じます。

例えば、令和3年度の警視庁警察官Ⅰ類の最終合格者は全体で1,330人、一方TAC受講生の合格者は85人。

同じく東京消防庁の消防官Ⅰ類の合格者は全体で395人、TAC受講生は56人。

そして最終合格者のTAC受講生占有率は以下のとおり。

  • 警視庁警察官Ⅰ類  :6.4%
  • 東京消防庁消防官Ⅰ類:14.2%

6.4%は少し低めか。

③直営校と提携校は少し違う 

まず基本的に、教室通学とビデオブースを利用できるのはTAC直営校のみです。

したがって提携校の場合は、Web通信講義で学習していくことになります。

そして、自習室や模試を受ける際に提携校を利用する感じ(提携校によっては利用できない場合も)。

また、模擬面接や模擬集団討論も実施しているのは直営校です。

提携校の在籍者も参加可能ですが、直営校まで行く必要があります。

ただオンラインでも模擬面接は受けられるので、その点は心配なく。

受講生が多い 

TACは大手の安心感がありますが、それが逆にデメリットに感じることも。

TACは人気なだけあって受講生が多いです。

なので校舎や時間帯、曜日にもよりますが、自習室などは混むことがあるようです。

また、面接の時期も同様。

面接の時期が近くなると模擬面接の予約がなかなか取りづらいなんてことも。

その場合は、大学の就職課や若者向けハローワークのジョブカフェなどを利用するといいかもしれません。

そこまでデジタル化されていない 

どちらかというと学習方法の好みの問題なので、デメリットではないかもしれませんが、一応挙げておきます。

近年、公務員予備校でもオンライン予備校が増えており、一部教材をデジタル化している予備校が増加中。

例えば「スタディング」では専用アプリ内で問題を解いたり、オリジナルノートを作成できたりします。

また、テキストや講義資料をデータ化して、いつでもスマホで見られるようにしている予備校もあります。

一方でTACにはこういった機能を備えたアプリはありませんし、テキストも紙媒体です。

デジタル学習が好きな人にとってはデメリットかも。

個人的には全然気にならない。

【関連記事】
⇒ スタディング公務員講座は最悪?評判・特徴を元公務員が全部解説

5.TACの評判・口コミ

TACに実際に通っていた受講生の口コミや評判を紹介します。

真逆の意見もあるので、あくまで口コミや評判は参考程度にして最終的な判断は自分でしましょう。

よかった評判 

  • 評判➀ 校舎が駅の近くにあり通いやすかった
  • 評判② 不安なく勉強することができた
  • 評判③ 模擬面接後のフィードバックが参考になった
  • 評判④ 違う校舎でも受講できるのが便利
  • 評判⑤ 自習室の雰囲気が良かった
  • 評判⑥ 担任カウンセリングなどフォローが良かった
  • 評判⑦ 通信講義だったので自分のペースで勉強ができた
  • 評判⑧ 面接のアドバイスが的確だった
  • 評判⑨ フォロー体制が良かったので休むこともできた
  • 評判➉ 面接復元シートが役に立った
  • 評判⑪ 講義内容が面白かった
  • 評判⑫ 講義が分かりやすかった
  • 評判⑬ 大学近くの校舎と自宅近く校舎が利用できてよかった
  • 評判⑭ TACのおかげで一次試験全て突破
  • 評判⑮ 講師のサポートが手厚かった
  • 評判⑯ 自習室が自由に使えた
  • 評判⑰ 講師が頼りになる
  • 評判⑱ しっかり添削してくれた

評判・口コミにあるようにTACの校舎は比較的駅に近く利便性が良いです。

また、講義を柔軟に受講できる点も評価されています。

イマイチな評判 

  • 評判➀ 自習室が埋まっている日もあった
  • 評判② 独学でもよかった
  • 評判③ 受講生が多い
  • 評判④ 面接講師の質が悪い
  • 評判⑤ 通っていた校舎の教室が狭かった
  • 評判⑥ 担任に差がある
  • 評判⑦ ほとんど使わないテキストもあった
  • 評判⑧ 担任と相談できる時間が少ない
  • 評判⑨ 1度の講義時間が長い
  • 評判➉ 添削の字が読みづらい
  • 評判⑪ 予約が埋まりなかなか質問できない
  • 評判⑫ 講師は良いが受付がダメ
  • 評判⑬ 混んでいて面接の予約が大変だった
  • 評判⑭ 質問メールの返答が冷たい
  • 評判⑮ 講師の質がバラバラ

講師やスタッフの質にバラつきがあるようです。

ただ、この意見はどこの公務員予備校にも見られます。

合格者の声 

TAC公式資料から合格者の声の抜粋です。

Sさん(特別区、国家一般職、国税専門官)

”TACを選んだ理由は、最も有名で実績がある公務員予備校であることです。
良かったところは、まずWeb講義があることです。
体調不良やアルバイトなどの事情で講義に出られないことは誰しも必ずあると思うので、それをすぐに取り返すことのできるシステムは不可欠だと思います。
また、卒業生が非常に多く過去の試験データが豊富なので、どのように努力してどれくらいの結果を出せば合格できるかがイメージしやすいのもTACの大きな強みだと思います。”

Tさん(東京都、埼玉県、国家一般職、国税専門官、裁判所一般職)

”私がTACを選んだ理由は毎年多くの合格者を輩出しているという実績があるためです。
私は家の近くにTACの校舎がなかったので少し不安がありましたが、通信生でも効率よく講義の受講を進めていくことができることに加え、面接対策もオンライン・対面でできるという点を魅力に感じました。”

やっぱり実績のある予備校ということでTACを選ぶ人が多い。

資料請求するとほかにもたくさん見ることができます。

6.他の公務員予備校との料金比較

18社の料金をまとめて比較 

ここではTACと他の公務員予備校・資格スクール、合わせて18社の公務員講座料金を比較しています。

TACを含め、各学校さまざまなコースを用意しているので、ここでは最も一般的な「地方上級・国家一般職」に対応したコースをピックアップして比較。

公務員のライトとフォーサイトは教養科目がメインなので比較していません。

サービス内容は予備校ごとに違うので純粋な比較はできませんが、参考にはなるかと思います。

TACで取り上げているのは地方上級・国家一般職に対応した「総合本科生コース」。

通学は平均的・通信は高め 

この表を見ると、TACの通学講座は平均的な金額と言えます。

通信講座になると、先述したとおり他の公務員予備校に比べて高い料金設定になっています。

通信講座の中央値が27万円なので約8万円ほど高いです。

TACのサービス内容と比較してこの料金をどう捉えるかですね。

【関連記事】
【表にまとめ徹底比較】TACとLECの公務員講座どっちがいい?

7.他の公務員予備校との特徴比較

料金比較で紹介した公務員予備校の中で、通学講座の料金がTACと近かった4社をピックアップして簡単に特徴を紹介します。

  • EYE
    ・信頼できる高い合格率
    ・少人数制で面倒見がいい
    ・中堅私立大など様々な受講生が在籍
    ・仲間・ライバルが作りやすい
  • 東京アカデミー
    ・校舎に合わせたコースとサービス
    Zoom講座がある
    ・夜間部・夜土部・土日部も
    ・新しいデータに対応
  • TAC
    ・無料で公開模試を受けられる
    ・網羅された面接対策
    ・技術職にも強い
    ・外務省専門職なら無双
  • LEC
    ・校舎数が多い
    ・幅広い試験に対応
    ・定評のある教材
    ・47都道府県の対策あり
  • 大原
    ・警察・消防にも強い
    ・初学者にも優しい数的処理対策
    ・単発でオンライン面接対策も可能
    ・休んでも大丈夫

この中で公務員試験に関して大手と言えばTAC、LEC、東京アカデミー、大原。

EYEは中堅。

対応している職種が多く守備範囲が広いのはTAC、LEC、東京アカデミー。

EYEは通信講座もありますが、通学講座のための校舎は東京都内のみです。

大原は高卒者向けの公務員専門学校もあります。

8.TACをオススメする人

これまでの解説を踏まえTACの公務員講座をおすすめする人は以下のような人。

  • 大手で安心感を得たい人
  • これまでの実績を重視する人
  • 質が良ければ受講料が高くても大丈夫な人
  • 柔軟に講義を受講したい人
  • 受講生が多くても大丈夫な人
  • 模試を活用したい人
  • 外務省専門職志望の人

いくつか当てはまる人はTACの公務員講座を検討してみてください。

9.資料を請求する

TACの公務員講座に興味を持ったらとりあえず資料請求してみることをオススメします。

内容やコース、料金が詳しく書かれていて見やすいです。

ホームページ上部の「資料請求」をクリックして、希望の公務員講座を選択。

あとは必要事項を入力するだけ。

資料は2つまで請求することが可能です。

もちろん無料。

あとから勧誘の電話はないので安心です。

【★資料請求★】
⇒ TACの公式ホームページ